第2部・絡まる流れ-吉田川(3)上下流の落差 国と県の整備率に違い
「今まで何をしてきたんだと、むなしさも感じる」
東北地方整備局と宮城県が仙台市内で4日に開いた鳴瀬川水系の学識者懇談会。委員の一人が胸の内を明かした。台風19号豪雨後、初めての開催だった。
懇談会は2015年9月の宮城豪雨を受け、吉田川などの整備計画の変更を議論してきた。そのさなかに4年前を上回る…
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