第4部・都市のリスク(4)「三度目」への備え 発展に追い付かぬ対策
「地下に雨水を一時ためる管を通すための機械です」。2月下旬、福島県郡山市などによる市中心部の治水計画を巡る説明会。市の担当者が示した直径3メートルの特注掘削ドリルの写真を、約40人の住民らが食い入るように見詰めた。
かつて市史で「水害が少ない、もしくは全くない」とうたった郡山市。だが、近年は相次ぐ…
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