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第4部・都市のリスク(5)二兎を追って 防災か景観か、板挟み

 福島県郡山市を東西に横切る逢瀬川の土手に、桜の切り株が等間隔に並ぶ。堤防のかさ上げ工事のため、2月中旬までに計約200本の桜並木が伐採された跡だ。

 逢瀬川は昨年10月の台風19号で、阿武隈川との合流地点から上流約2.6キロまでの区間が断続的に氾濫した。本流の水位が高止まりして支流に逆流するバックウ…

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