共生の宿命(5)青森・大間 マグロの町、揺れる思い
東京電力福島第1原発事故後、本格工事が止まったままの電源開発大間原発(青森県大間町)に目もくれず、マグロ漁船が沖に向かう。
「原発のことを気にしている余裕なんてない。海しか見てない」。マグロ漁師の南芳和さん(35)が言い放つ。弟の竜平さん(27)と「第38晴芳丸」に乗る。
2018年に始まったクロ…
残り 1045文字
関連リンク
- ・第3部 共生の宿命(6)青森・東通 狂った計算、耐える日々
- ・第3部 共生の宿命(7完)福井・敦賀 夢の炉に幕、次の道模索
- ・第4部 ガラスの迷路(1)風穴/核ごみ問題、寿都が一石
- ・第4部 ガラスの迷路(2)胎動/岩盤の島、誘致活動再び
- ・第4部 ガラスの迷路(3)前面/「小泉劇場」 政府動かす
関連タグ
河北新報のメルマガ登録はこちら最新写真特集
-
朱塗りの南門、原寸大で再現 国特別史跡・多賀城跡 フェンスない姿、3月中旬まで
-
上野―青森間732キロ、かつては26時間… 鉄道網の歩みと盛衰たどる<特集・鉄路の足元@東北 ローカル線の岐路>
-
<鉄路の足元@東北 ローカル線の岐路(1)閑散>100円稼ぐ費用は2万円
-
大崎・洞川院のアート作品 仏教触れる契機に<アングル宮城>
-
棋聖戦第1局2日目 一力遼棋聖が初防衛へ先勝<番記者リポート>
-
仙台発のウサギキャラ「きっこうちゃん」 なぜ縛られ姿? 込められたメッセージとは