閉じる

共生の宿命(7完)福井・敦賀 夢の炉に幕、次の道模索

 切り立つ半島の隅で「夢の原子炉」が眠る。

 福井県敦賀市白木地区にある日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」。相次ぐ事故やトラブルで満足に稼働できず、2016年12月に廃炉が決まった。

 「ちゃんと動かして、見返してやりたかった」。元機構職員で地区住民の坂本勉さん(65)は唇をかむ。15年…

残り 1062文字

このページは有料記事です。まずは無料でID登録を!

河北新報ID登録で
1日1本の有料記事が読める!!
今すぐ申し込む

関連リンク

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

最新写真特集