(5完)津波で団員犠牲、責任痛感
元消防団長・紺野栄重(74)=福島県浪江町
強烈な揺れがようやく収まったのもつかの間、大津波警報発令を伝える防災無線が鳴り響いた。
高さ15.5メートルの津波が襲来した福島県浪江町。犠牲となった町民150人の中には町消防団の団員3人が含まれる。
沿岸部の住民に高台避難を呼び掛けていた時、津波にのまれ…
残り 1091文字
関連リンク
- ・第2部(1)ホットスポット、地域を分断
- ・第2部(2)出張所の避難者対応 休みなく
- ・第2部(3)奥会津の観光資源 絶やさず
- ・第2部(4)現地の声を要求の「弾」に
- ・第2部(5完)全基廃炉、県民の意思で採択
関連タグ
河北新報のメルマガ登録はこちら最新写真特集
-
朱塗りの南門、原寸大で再現 国特別史跡・多賀城跡 フェンスない姿、3月中旬まで
-
上野―青森間732キロ、かつては26時間… 鉄道網の歩みと盛衰たどる<特集・鉄路の足元@東北 ローカル線の岐路>
-
<鉄路の足元@東北 ローカル線の岐路(1)閑散>100円稼ぐ費用は2万円
-
大崎・洞川院のアート作品 仏教触れる契機に<アングル宮城>
-
棋聖戦第1局2日目 一力遼棋聖が初防衛へ先勝<番記者リポート>
-
仙台発のウサギキャラ「きっこうちゃん」 なぜ縛られ姿? 込められたメッセージとは