福島第1処理水タンク増設 首相「要否を検討」本紙に回答

福島第1原発の構内にある処理水のタンク群

 東京電力福島第1原発でたまり続ける放射性物質トリチウムを含む処理水を巡り、菅義偉首相は12日、保管タンク増設の要否と、処分方針を併せて検討する必要があるとの認識を明らかにした。
 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令に合わせた7日の記者会見で、指名されなかった報道各社の質問に対し、官邸報道室を通じて書面で回答した。
 河北新報社は「東電にタンク増設の検討を指導する考えはあるか」「いつ頃をめどに処分方針を決定するのか」を尋ねた。
 菅首相は、日々発生する処理水のタンクが敷地を圧迫するとして「いつまでも方針を決めず、先送りはできない」と改めて強調。「適切な時期に政府として責任を持って処分方針を決める。風評対策にもしっかりと取り組む」と答えた。東電にタンク増設の検討を指示するかどうかについては触れなかった。
 東電によると、敷地内のタンクは2022年9月ごろに満杯となる見通し。

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