みやぎ防災・減災円卓会議 仙台で「とことんトーク」開催

震災10年の歩みや課題について語り合う参加者

 東日本大震災の教訓伝承と防災啓発の強化を図る官学民の連携組織「みやぎ防災・減災円卓会議」は23、24日、仙台市青葉区のNHK仙台放送局で震災10年事業「とことんトーク311 あの日から未来へ」を開いた。2日間で会員ら25人が参加し、被災体験や10年の歩みを共有した。

 参加者は「1日前に戻れたら」「あの日の自分」「失ったもの・得たもの」「風化・復興という言葉の意味」「伝えつづけるために」をテーマに語り合った。テーマごとに数人ずつがテーブルに分かれ、メンバーを入れ替えながら意見発表や質疑応答をした。

 「1日前」の語り合いでは「物の準備だけでなく避難行動などの気持ちの準備も大事だ」「身近な人が備えると『私も』となるのではないか」「日頃から備えるフェーズフリーという考え方もある」といった意見が出た。心構えとして「常に1日前という意識で備えを日常に落とし込むべきだ」と結論づけた。

 総括で、共同世話人の今村文彦東北大災害科学国際研究所長は「震災発生当時のこと、今までのこと、将来のことを語り合い、学び合う機会になった。今後の防災を考える上で一人一人の記憶、教訓を他の人に伝えて行動を促すことが大切になる」と強調した。

 円卓会議は2015年4月に発足。91団体、202人が登録している。

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