南三陸の憩いの場に 松原公園にあずまや完成

関係者がテープカットであずまやの完成を祝った

 東日本大震災後に移転復旧した宮城県南三陸町志津川の松原公園で21日、あずまやの完成記念式があった。町内で被災地支援のボランティアを続けてきた東京の建設コンサルタント業「レンドリース・ジャパン」が寄贈した。

 海沿いにあった旧松原公園は津波で被災し、2019年に志津川中近くの造成地に建設された。あずまやは木造2階で、園内を見渡せる高さ5メートルの展望デッキを設けた。建材には町内産の南三陸杉を使った。

 式典には関係者約20人が出席。レンドリース・ジャパンのアンドリュー・ガウチ社長が「南三陸の皆さんが楽しい時間を過ごす場所になればうれしい」とあいさつ。佐藤仁町長は「素晴らしいあずまやを寄贈してもらい感謝している」と述べた。

 同社の社員は13年から漁業支援などのボランティアで町を訪れ、仮設住宅でのお茶会を通じて住民と交流を深めた。あずまやの設計は社内コンペで決まり、3月で震災から10年となるのを機に支援活動の証しとして建設した。

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