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<まちかどエッセー・菅井理恵>テニアンの鳥居

 大学生の頃、留学生と交流するサークルに所属していたことがある。何とはなしにいつもの部屋に集まっていると、数人で宗教の話になった。南アフリカ、韓国、イランの人もいただろうか。日本人は私を含めて2人。1人は、敬虔(けいけん)なカトリック教徒だった。

 信仰を尋ねられた私は「仏教」と答えたあと、「神棚もあ…

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 仙台・宮城在住の執筆者が、それぞれの活動や暮らしで感じたことをつづります。

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