貴重な文化財を火災から守れ 仙台・大崎八幡宮で消防訓練

社殿周辺に一斉放水する消防署員

 文化財防火デーの26日、仙台市消防局は市内7カ所の寺社などで、消防訓練を行った。青葉区の大崎八幡宮では青葉消防署や地元町内会、神社関係者ら60人が参加し、文化財を火災から守る手順を確認した。

 社殿西側の杉林で火災が発生し、強風にあおられて国宝の本殿などに延焼の恐れがあると想定。神社職員が119番し、参拝客の避難誘導や重要物品の搬出に当たった。通報から約10分後には消防車が到着し、消防署員らが一斉放水した。

 大崎八幡宮の小野目博昭宮司(70)は「消防車到着までの初期対応を職員が適切にできた。住民や消防局の協力を得て、地域のシンボルをしっかりと次世代に引き継ぎたい」と話した。

 青葉消防署の山口儀浩署長は「貴重な文化財を守っていくには住民や神社関係者との連携が不可欠。今後も訓練を重ね、体制を強化していきたい」と語った。

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