松島町の幼保7施設再編 認定こども園3ヵ所に

松島運動公園の北側に整備されるこども園のイメージ図

 宮城県松島町は、町内にある幼稚園と保育所の計7施設を認定こども園に再編する計画をまとめた。町社会福祉協議会が整備と運営を担い、2028年度までに3施設を設ける。町内の幼児教育や保育環境は施設の老朽化、保育ニーズの多様化などの課題を抱えており、幼保連携型の施設整備で安心して子育てできる環境づくりを進める。最も早い施設は23年度、松島運動公園の隣接地に開園を予定する。

 町内最初のこども園は老朽化が著しい磯崎保育所(築41年)、松島保育所(同37年)、高城保育所分園(同29年)、第二幼稚園(同29年)を統合。運動公園北側の民有地に建設する。

 木造平屋で床面積は約1000平方メートル、園庭や駐車場を合わせた開発面積は4000平方メートル。定員は幼稚園と保育所の部分を合わせて120人を予定する。

 建設地の特性を生かし、隣接する里山を自然と触れ合いながら学ぶ体験活動に活用するほか、運動公園の多目的広場などの施設をイベントなどで利用する。

 施設は町社協が用地を取得し、建設する。事業費は約6億8000万円。国、県の補助金を活用するほか、町が助成する。着工は新年度を見込む。

 再編計画で2番目のこども園は比較的新しい第五幼稚園(築5年)を修繕して開設する方針。3番目は高城保育所(同38年)と第一幼稚園(同39年)を統合し、28年度に開園する。

 町内の子育て世帯からは幼稚園が預かれない0~2歳児の預かりや、夜間の預かり時間の延長といったニーズがある。現状では施設が分散して人手などの面で対応できないため、幼保を再編して課題解決を図る。

 町企画調整課の佐々木敏正課長は「町社協などと連携して子育て世帯のニーズに応えていく。こども園をまちづくりの核に据え、特色ある教育方針をアピールして定住促進にもつなげたい」と話した。

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