あの日の「ありがとう」を手紙に 大船渡の図書館が募集、3月に展示

感謝の気持ちをつづった手紙を入れる応募用ポスト

 東日本大震災から10年となるのを前に、岩手県大船渡市の市立図書館が「感謝の手紙」を募集している。震災時に支え合った家族や支援に訪れた人たちへの気持ちをつづってもらい、3月11日に始める企画展「ありがとう」の会場などで紹介する。
 手紙はA5判以下の大きさで100字以内。「近所のおばちゃんへ 近所の若者より」「ボランティアのお兄さんへ 海沿いのばあばより」など相手、差出人が必要。匿名も可。様式に決まりはなく、イラストを描いても構わない。
 企画展は4月12日までの約1カ月間で、ボランティアなど震災の支援活動に関する書籍を集めて展示する。図書館には震災関連の蔵書約1900冊があるが、被災者の心情に配慮して震災にまつわる企画展は実施していなかった。
 図書館の担当者は「被災した人たちが震災を前向きに受け止められるようになるといい。あの日の『ありがとう』の気持ちを伝えてほしい」と話した。
 手紙の募集は28日まで。図書館にある専用のポストに入れるかメールで。地元住民以外も受け付ける。連絡先は大船渡市立図書館0192(26)4478。

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