スノーシューで仙北に誘客を 沖縄出身の男性、「雪景色」売り込む

西洋かんじきとも呼ばれる「スノーシュー」を履く参加者
「踏み俵」の歩き方を説明する東風平さん(左端)

 秋田県仙北市の地域おこし協力隊員で沖縄県出身の東風平蒔人(こちひらまきと)さん(24)がスノーシューの体験ツアーを冬の新たな観光資源にしようと取り組んでいる。市などと連携し、ツアーガイド候補を育てる講習会を開催。新型コロナウイルス対策を取りながら来年以降のツアー実施を目指す。

 市内では田沢湖高原でスノーシューを使った雪山登山が行われている。東風平さんは「冬の河川敷や田んぼで使えば、気軽に雪遊びを楽しみたい人のレジャーになる」と着目した。

 市角館町で3日に開いた講習会には市内の農家民宿やペンションの経営者ら約20人が参加。田沢湖高原で活動する市農山村体験推進協議会の佐藤裕之会長が講師を務め、桧木内(ひのきない)川沿いの河川敷などを歩いた。

 雪を踏み固める「踏み俵」やそり滑りも体験し、ツアーになりそうなコースを探した。参加者からは「角館の町並みに合わせ、かさや和かんじきを用意したら盛り上がりそう」「雪になじみのない人でもスノーシューなら簡単に楽しめる」といった意見が出た。

 感染対策として参加者には大声を出さずに済むようトランシーバーが貸し出された。

 講習会は1月27日の田沢湖畔に続き2回目。体験ツアーの候補地選定とガイド育成を進め、来年以降は地域住民がガイドを務めるツアーを有料で販売する。

 東風平さんは「雪が降らない地域から見れば、雪景色はそれだけで観光の目的になり得る。今後はアクセスの良さや市内の観光地とセットにできる立地の中からコースを選んでいきたい」と話した。

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