震度6強で交通網混乱 東北新幹線の全線再開に約10日 高速バス増便、長い列

東京方面行きの高速バスに乗り込む大勢の乗客。車両台数を増やしているが、すぐに満席になるという=15日午前9時25分ごろ、JR仙台駅東口

 宮城、福島両県で13日深夜に震度6強を記録した地震の影響で、JR東日本は14日、東北新幹線那須塩原-盛岡間の全線再開に10日前後かかる見通しを明らかにした。新白河-古川間で線路脇の電柱約20カ所が折れたり傾いたりするなどの被害が確認された。
 JR仙台駅東口の高速バス乗り場は15日、東京方面行きの便に乗る客で混み合った。JRバス東北(仙台市)によると、15日の昼間は通常の3便を13便に増やして対応。16日までの予約は既に満席で、19日までも残り座席は少ないという。
 仙台に帰省し、14日に単身赴任先の埼玉県に帰る予定だった男性会社員(55)は「臨時便があって助かった。時間はかかるが、15日のうちに帰れてほっとしている」とバスに乗り込んだ。40代の女性会社員は15日から仕事の予定だった。「できれば新幹線が動いてほしかったが、自然災害だから仕方ない」と話した。
 JR東は運転を見合わせていた東北、常磐など在来線の運転を15日始発までに再開。常磐線品川-いわき間の特急ひたちを仙台まで延長運転している。宮城、福島両県を結ぶ阿武隈急行は復旧作業と安全確認を終え、15日始発から通常通りの運転を再開した。
 航空各社は日本航空、全日空が、ともに定期便のない羽田-仙台間などで臨時便を運航している。

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