宮城、福島両県で13日深夜に最大震度6強を記録した地震で、両県は15日午前、災害対策本部会議を開き、被害状況を確認した。負傷者は宮城県53人、福島県81人の計134人。山形県でも1人が軽いけがを負った。住宅被害は両県で271戸が確認された。常磐自動車道は相馬市内の相馬-新地インターチェンジ(IC)間で土砂崩れが起き、開通は今週半ばの見通し。大規模に断水した地域では懸命の復旧作業が続く。被災した学校は臨時休校した。
宮城県によると、負傷者は仙台、白石、山元など15市町村で53人。最多は仙台市の30人。負傷者の内訳は重傷5人、軽傷48人。
住宅被害は一部破損が計191戸で、うち山元町が184戸。13日夜から14日朝にかけて10市町79カ所に開設された避難所は全て閉鎖された。
ライフラインでは水道管の破裂による断水が、県南部を中心に6市町で約3900戸発生。約2900戸が断水した山元町を除く5市町は復旧済み。断水が続く山元町の約900戸も、15日夕に復旧する予定。停電は最大で10市町の計9945戸に上ったが、14日までに解消した。
県教委などの調べによると、公立、私立学校で15日、15校が臨時休校した。10校が始業時間繰り下げなどの措置を取った。県内の道路や港湾、漁港施設などの概算被害額は14日時点で約30億円で、今後拡大する見込み。
福島県によると、負傷者は20市町村で計81人。うち福島市と郡山市、桑折町の4人が足の骨を折るなどといった重傷で、残りは軽傷とみられる。
断水被害は最大で15市町村の2万5900戸に達した。15日午前も断水が続いた新地町と天栄村では、県からの災害派遣要請に基づき、陸上自衛隊が給水活動を行った。
住宅被害は12市町村の計80戸で、屋根瓦が落下するなどした。停電は最大で19市町村の計約6万8000戸に及んだ。県立学校18校、市町村立小中学校32校が休校した。
東北電力によると、女川原発(宮城県女川町、石巻市)と東通原発(青森県東通村)で異常は確認されていない。東京電力によると、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)、福島第2原発(同県楢葉町、富岡町)とも核燃料の冷却に影響はなく、構内各所の放射線量に異常は出ていないという。
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