宮城病院が外来停止 建物水浸し機器損壊 宮城・山元

壁や窓が損壊した救急外来の搬入スペース=15日

 宮城県山元町の独立行政法人国立病院機構宮城病院(344床)は13日の地震で断水や建物が損壊し、外来診療と救急外来の受け付けを停止している。

 同病院によると、築約50年の外来棟はスプリンクラーや配管が破損し、水浸しになった。医療機器の一部が使えなくなり、窓ガラスが割れた場所もあった。診療再開に1週間程度かかる見通しだ。救急外来は入り口の柱などが損傷し、再開のめどは立っていない。

 患者約260人を収容する入院棟は建物被害はないが、断水が続く。玄関で給水車から水を搬入し、栄養剤の投与や非常用メニューの調理などに使っている。

 仁村太郎脳神経外科部長は「患者の入浴や機器の洗浄、職員の頻繁な手洗いなど通常の医療に支障を来している」と危機感を示す。

 大坂雄二管理課長は「配管が何カ所破損しているか分からず、断水が解消されても病院内にすぐ通水できる状況にはない」と語る。

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