塩釜のマグロフライ、村山の中学生が頬張る 初の交流給食

塩釜の海産物を使った交流給食。マグロカツ(左上)、笹かまのからしあえ(右上)、手前右がワカメ汁

 山形県村山市の中学校2校で、市と防災協定を結ぶ宮城県塩釜市の海産物を使った初めての交流給食があった。内陸部で暮らす生徒たちは、縁のある港町の海の幸をおいしそうに味わった。

 メニューはマグロフライ、宮城名産の笹かまと野菜のからしあえ、ワカメのみそ汁などで、生徒や教職員の計600食分が用意された。楯岡中(生徒360人)では8日、生徒が大きなフライを頬張り、潮の香り漂うワカメ汁をお代わりしていた。

 2年生の辻村紗雪(さゆき)さん(14)は「マグロフライは身が締まってとてもおいしかった。塩釜の食文化に触れることができてうれしい。魚が好きなので、いつかは行きたい」と喜んだ。

 両市は民間の海山交流が縁で2007年に協定を結び、11年の東日本大震災では村山市が食料輸送や炊き出しなどで塩釜市を積極的に支援した。その後も部活動やイベント参加などで交流を続けたが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大で縮小。交流給食は、外食産業の不振で販売が低迷する塩釜市の海産物を応援するため、村山市が食材を購入して実施した。

 村山市の担当者は「子どもたちの反応を見て、来年度以降も続けたい」と話した。

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