地震で中断のひな飾り展、現代びなのみで再開 宮城・角田の郷土資料館

スポーツ用品店のつるし飾り
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 13日夜の地震で壁などが一部破損し、休館していた宮城県角田市郷土資料館が21日、安全点検を終え開館した。中断していたひな人形の企画展も再開。余震の恐れがあるため、メインとなる伊達家ゆかりの人形やひな道具の展示は取りやめた。現代びなのみを飾り、館内の座敷を春の彩りに包んだ。3月14日まで。
 仙台藩祖伊達政宗の次女で角田館主石川宗敬に嫁いだ牟宇(むう)姫が持参したと伝わるひな人形の公開は見合わせた。代わりに写真パネルや動画で紹介する。江戸後期の古今びな、芥子(けし)びなも撤収。現代びなの段飾り5組を残した。
 企画展の内容を変更したため入館無料とする。同館は「工夫し、できる限りの範囲で展示した。(大地主の邸宅だった)館内の雰囲気を生かしたお飾りはできた」とPRする。
 企画展は13日に開幕。新型コロナウイルスの影響で同館では約1年ぶりの催しだったが、1日での中断を余儀なくされていた。
 市内の店舗や公共施設では「かくだ牟宇姫ひなまつり」(実行委員会主催)が同時に開かれている。スポーツ用品店「タカテルスポーツ」は、市民グループ手作りのつるしびなで店内を飾った。阿武隈急行角田駅コミュニティプラザ、高蔵寺の旧佐藤家住宅などにも展示がある。
 ひな飾り巡りをしながら買い物や飲食を楽しんでもらおうと、スタンプラリーも実施。参加の店舗や施設計3カ所を利用すれば、特産品セットや商品券などが景品の抽選に参加できる。連絡先は市商工観光課0224(63)2120。
 郷土資料館は月曜休館。

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