春の山菜食ってけろ 山形県、消費拡大へPR動画公開

生産者6人が促成山菜をPRする動画の一部

 山形県最上地方の生産者が出演し、育てた春の味覚のタラの芽やウルイなど山菜の消費拡大を呼び掛ける2種類の動画が投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。新型コロナウイルスの感染拡大による需要減に苦しむ生産者を支援するため、県最上総合支庁などが企画した。
 PR動画は「雪国で春をつくる」がテーマで約6分間。生産者6人が出演し、栽培や収穫の様子、苦労ややりがいを語るインタビューが映し出され、「いっぱい食ってけろな」「タラの芽うめえぞ」などと呼び掛ける。約4分半のCM動画はコンパクト版で「いち、に、山菜!」をキャッチフレーズに周知を図る。
 最上地方は、雪深い冬場にハウス内の栽培環境をコントロールし、旬の春を前に1月から収穫、出荷できる「促成山菜」の全国有数の産地。新型コロナの影響で主に首都圏の飲食店への出荷が減り、例年なら1パック(50グラム)当たり約300円の値が付いたタラの芽が、今季は一時200円ほどまで下落したという。
 同支庁の担当者は「おいしい山菜を消費者に届けたいと栽培を続ける生産者のためにも、首都圏や仙台圏などの多くの方に促成山菜の魅力を知ってほしい」と話す。
 動画は「もがみの農業チャンネル」内にある。

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