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あの日、防災庁舎で(5)なぎ倒されたフェンス、消えた仲間。「これしか…」

 黒い海が眼下に広がっていた。宮城県南三陸町の防災対策庁舎。津波が高さ約12メートルの屋上をのみ込んで2分後の午後3時35分。約6メートルあるアンテナポールに、町職員2人が必死にしがみついていた。

 「絶対に流されねぇぞ」

 危機管理課の佐藤智さん(66)は両手でポールを力いっぱい抱きかかえ、ひたすら念…

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