新観光施設「奥松島クラブハウス」、3月1日オープン 宮城・東松島

3月1日にオープンする奥松島クラブハウス

 東日本大震災の津波で被災した宮城県東松島市野蒜地区に観光施設「奥松島クラブハウス」が3月1日、オープンする。盆栽庭園や特産品のノリを使ったそばなどを提供する飲食店で観光客らを呼び込む。27日に現地で内覧会があり、地元関係者ら約80人が招かれた。

 東京の駐車場運営会社アークリンクが市から被災跡地約8400平方メートルの無償貸与を受け、飲食棟や事務所など木造平屋の3棟を整備した。延べ床面積は計約690平方メートル。

 若者の間や海外で人気を集める盆栽に着目し、庭園にマツなど80鉢以上を配置。近くにサクラやモミジの苗木計500本も植え、夜間はライトアップする。

 飲食棟ではカキやホタテといった東松島産の海産物の炭火焼き体験ができるほか、特製の木おけすしを提供する。

 日本三景の松島(宮城県松島町)を訪れる観光客に足を延ばしてもらうため、野蒜地区や隣接する宮戸地区の観光資源を生かした体験型ツアーも企画する。支配人の門脇善行さん(39)は「震災で人が去ってしまった地区に活気を取り戻したい。来訪者がくつろげる空間づくりを目指す」と話す。

 開館は午前11時~午後9時。

河北新報のメルマガ登録はこちら
3.11大震災

復興再興

あの日から

復興の歩み


企画特集

先頭に戻る