「復興のいまを見に来て」招待状を送ったのは… 宮城県が動画配信

宮城県山元町の震災遺構「中浜小」を紹介する場面

 東日本大震災から10年を前に、宮城県は1日、復興の状況と国内外の支援への感謝を発信する動画の配信を始めた。地元の語り部や漁師らが登場し、被災地の現在を広く伝える。

 動画は約6分。「宮城の復興の『いま』を見に来てほしい」という送り主不明の招待状を受け取った3人の旅人が沿岸4町を訪問。住民らとの触れ合いを通して被災地の現状を紹介する。

 山元町では震災遺構「中浜小」で、語り部から震災の教訓を聞く。七ケ浜町では、県が運用する津波防御の陸閘(りっこう)(人や車が通るため堤防に設けた施設)の自動閉鎖システムを視察する。

 女川町の竹浦漁港では漁師の話を聞き、取れたてのホヤを試食。南三陸町の南三陸さんさん商店街にも足を運ぶ。動画の最後で招待状の送り主が分かる。

 県震災復興推進課の担当者は「震災から10年が過ぎ、風化も進んだ。被災直後に復興支援で訪れた方々が動画を見て、また来てくれることを期待したい」と話した。

 県の復旧・復興関連の情報サイト「みやぎ復興情報ポータルサイト」で公開。県が支援の感謝を全国に発信する2020年度版の震災復興ポスターにあるQRコードからもアクセスできる。連絡先は同課022(211)2408。

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