沖野小の高架水槽 ふた開いていた 仙台市、全校で緊急点検へ

上ぶたが開いていた沖野小の高架水槽=仙台市若林区(市提供)

 仙台市教委は1日、沖野小(若林区)の校舎屋上にある高架水槽の上ぶたが開いていたと発表した。同日午後、年1回の法定点検に訪れた委託業者が発見。ナットと南京錠の二重ロックは外れた状態だった。高架水槽の水は飲料水や給食の調理に使用する。市教委は水槽の清掃と水の入れ替えを実施したが、水質検査の結果が未判明のため、2日の給食提供は中止する。
 市教委によると、高架水槽は縦3メートル、横2メートル、高さ2メートルで校舎東側と西側の屋上に1カ所ずつある。上ぶたは直径60センチの円形で繊維強化プラスチック製。東側の水槽のふたが開いていた。ナットと南京錠は近くで見つかり、壊されたような形跡はなかった。南京錠は解錠された状態だった。
 駆け付けた職員の目視では水槽内に異物は確認されなかった。上ぶたの裏側に風雨にさらされた跡はなく「ふたが開き、時間がたっていない可能性がある」(市教委)。水槽の水は給食調理のため毎朝、残留塩素濃度や異臭などを点検しているが、異常はなく、児童から健康被害の訴えもない。
 高架水槽の上ぶたの開閉は、清掃業者が行った昨年8月が最後とされており、異常の報告はないという。屋上の扉や上ぶたの鍵は職員室で管理している。
 市教委の担当者は「なぜふたが開いていたのか、原因が分からない」と困惑する。同様のケースがないか、2日以降、全市立学校の上ぶたを緊急点検する。

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