「手掛かり一つでも」 沿岸10ヵ所で震災不明者捜索 宮城県警

砂浜で行方不明者の捜索に当たる警察官=10日午前10時10分ごろ、仙台市若林区荒浜

 東日本大震災の発生から11日で10年となるのを前に、宮城県警は10日、県内の沿岸部10カ所で、行方不明者を一斉に捜索した。

 仙台市若林区の荒浜海岸では、若林、仙台中央、仙台南3署の署員計約30人がとび口やレーキを持って一列になり、約1キロの範囲を往復した。署員は砂浜をかき分け、骨片や衣類などの手掛かりを捜した。

 若林署によると、捜索に当たった署員の多くが震災後に採用された若手だという。千葉聡警備課長は「手掛かりを頼りに行方不明者を一刻も早く捜し出し、ご家族に返したい」と語った。

 県警は10日、内陸部にある警察署の署員を含め、県内で計約230人の警察官を捜索に充てた。昨年末までに、捜索に携わった警察官は延べ約14万8000人に上るという。

 警察庁などによると、宮城県内の震災による行方不明者は1215人。

河北新報のメルマガ登録はこちら
3.11大震災

復興再興

あの日から

復興の歩み

企画特集

先頭に戻る