海望む地に名前刻む 復興祈念公園が完成 気仙沼

開園した気仙沼市復興祈念公園に多くの人々が訪れ、震災の犠牲者を悼んだ=11日午後2時5分ごろ

 気仙沼市が同市陣山に建設していた東日本大震災の復興祈念公園が完成し、11日、関係者約90人が出席して開園式が行われた。

 公園は気仙沼湾を一望できる標高59メートルの高台にあり、面積は約2・3ヘクタール。犠牲者1085人の名前を刻む銘板、船の帆をモチーフにしたモニュメントなどが整備された。総事業費は約6億3000万円。

 菅原茂市長は「未来永劫(えいごう)、復興祈念公園のコンセプトである追悼、伝承、再生を確認する場所になることを心から期待したい」とあいさつ。式典後、出席者は真新しい銘板やモニュメントを見たり、気仙沼湾を眺めたりして犠牲者に思いをはせた。午後1時から一般開放され、多くの人が訪れた。

 銘板には遺族らの了承が得られた死者、関連死者、行方不明者の名前が刻まれている。気仙沼市によると10日現在、遺族が亡くなるなどして239人分の意向が確認できていない。

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