宮城でコロナ再拡大、10万人当たり全国3位 週間感染者 1月に迫る

 宮城県内で仙台市を中心に新型コロナウイルスのリバウンド(感染再拡大)が加速している。6~12日の1週間に283人が感染し、前週(2月27~5日)の2・13倍に達した。厚生労働省の直近のデータでも、人口10万人当たりの感染者数が全国ワースト3位。村井嘉浩知事は15日、悪化の傾向が続いた場合、飲食店などに時短営業を再要請する可能性に言及した。

 6~12日の感染者のうち、市町村別では仙台市が208人(73・5%)、年代別では20~40代が188人(66・4%)に達した。クラスター(感染者集団)は期間中5件発生し、うち2件が飲食店だった。

 県内の1週間ごとの感染者数の推移はグラフの通り。時短要請を解除した2月上旬、24人まで減少したが、政府の飲食業界支援策「Go To イート」のプレミアム付き食事券の販売を再開した下旬から急増。ピークだった1月の300人台に迫る勢いだ。

 厚労省によると、5~11日の人口10万人当たりの感染者数は10・45人。緊急事態宣言下の東京都(13・73人)、千葉県(11・85人)に続く多さだった。全国平均は6・03人。

 政府分科会が示した指標を踏まえた宮城県内の感染状況はステージ2(漸増)だが、6指標を個別に見ると、ステージ3(急増)が1指標、ステージ4(爆発的)が3指標該当する。

 村井知事は15日の定例記者会見で「非常に深刻」と危機感を示し、プレミアム付き食事券の販売を16日に再停止すると表明。「多人数での会食、特に飲酒を伴う会食は控えてほしい」と県民に強く求めた。

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