鎮魂と感謝力強く表現 在仙アーティストと高校生協演 仙台・鐘崎で記念行事

在仙のアーティストらによる鎮魂演舞が披露された=仙台市若林区

 笹かまぼこ製造・販売の鐘崎(仙台市)は11日、仙台市若林区の笹かま館で、東日本大震災の犠牲者の鎮魂を祈る行事を開いた。在仙アーティストや高校生が演舞や書道を披露し、震災10年の思いを表現した。

 出演者ら約30人は、発生時刻の午後2時46分に黙とう。和太鼓グループ「Atoa.(アトア)」の力強い演奏に合わせ、日本舞踊家の中川雅寛さんが鎮魂の舞を奉納した。書道家の亀井勤さんは、苦難を乗り越えて日々を生きる大切さを表す作品を書き上げた。

 鐘崎は新型コロナウイルス禍で各種行事が中止となった学生に発表の場を提供しようと、仙台育英高書道部を招待。部員10人は躍動感ある筆さばきを見せた。

 部長の遠山詩穏さん(17)は「震災当時は小学1年。文化活動を通じて復興に役立ちたい」と話した。

 嘉藤明美社長は「鎮魂とともに、今までの支援に感謝したい。今後も日本の伝統文化を未来につなげる活動をしたい」と語った。

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