女川原発事故を想定し仙台で訓練 避難先調整の手順確認

避難所受付ステーションの流れを確認した訓練

 宮城県は16日、東北電力女川原発(女川町、石巻市)の重大事故を想定した原子力防災訓練を仙台市泉総合運動場(泉区)で行った。関係18市町の職員が、原発30キロ圏の住民の避難先を調整する「避難所受付ステーション」の運営手順を確認した。

 30キロ圏の5市町、受け入れる13市町の担当者ら約40人が参加。放射性物質が外部に放出された場合、東松島市の住民が仙台市のステーションに立ち寄る広域避難計画に基づき訓練した。

 新型コロナウイルスの感染防止や手続きの簡素化を図るため、「ドライブスルー方式」を採用。対応した職員はマイカーに乗った住民の住所や氏名、人数を聞き、避難場所を伝えた。大半が1台当たり1分以内で通過した。

 県は昨年12月、登米市でステーションの実地訓練を予定したが、コロナの影響で延期した。日下開(はじめ)原子力防災対策専門監は「避難所の急な変更などバリエーションを増やし経験値を高めたい」と話した。

 15日には県や30キロ圏7市町、原子力規制庁、東北電が緊急時の情報伝達を確かめる通信訓練も実施した。

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