リンゴ畑のシェアオーナーいかが? 青森・平川の農業法人

シェアオーナーの募集を呼び掛けるCFサイト

 高齢化による後継ぎ不足で栽培の担い手がいなくなったリンゴ畑を次代に引き継ごうと、青森県平川市の農業法人「甚八りんご農園」はクラウドファンディング(CF)で支援者を募っている。リンゴの生育を見守る「シェアオーナー」になってもらい、地場産業の現状を伝え、継承の一歩につなげたい考えだ。

 甚八りんご農園は昨年11月に発足。青森県内のリンゴの栽培面積が減少し生産力が低下する中、同市のリンゴ卸売業「マルジンサンアップル」が、引退を考える農家から土地を購入・賃貸するため設立した。

 今年1月、弘前市の農家から57アールを買い取り、生産を始めた。10年後には園地を10ヘクタール近くまで広げる計画という。

 支援金の目標額は100万円で、剪定(せんてい)道具などの購入に充てる。5000円以上の寄付者をシェアオーナーとし、他の寄付者と共に、リンゴの木1本の生育を会員制交流サイト(SNS)を通して見守ってもらう。寄付額に応じ、11月ごろに初収穫する「サンふじ」も発送する。

 栽培の様子や農家の思いなども発信し、青森リンゴへの関心を高めてもらう。葛西万博社長(50)は「農家が喜怒哀楽を共にした畑が放置されるのは残念以外の何ものでもない。現状を伝え、私たちのチャレンジを知ってほしい」と話す。

 CFサイト「キャンプファイヤー」で27日まで受け付ける。

青森りんごの木の1年、そして農業法人の挑戦となる1年を見守りませんか?

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