仙台育英・島貫主将が選手宣誓 選抜高校野球、2年ぶり開幕

初日に対戦する6校のみが整列した開会式で、選手宣誓する仙台育英の島貫丞主将=19日午前9時30分ごろ、兵庫県西宮市の甲子園
初日に対戦する6校のみが参加した開会式で、入場行進する仙台育英の選手=19日午前9時ごろ、兵庫県西宮市の甲子園

 第93回選抜高校野球大会は19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で、入場者の上限を1試合1万人とするなど、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じて開幕した。選抜大会開催は2年ぶり。32校が13日間(準々決勝と準決勝翌日の休養日を含む)の熱戦を繰り広げる。

 仙台育英(宮城)の島貫丞(じょう)主将は「2年分の甲子園、一投一打に多くの思いを込めてプレーすることを誓います」と力強く選手宣誓。11日に10年を迎えた東日本大震災に触れ「10年前、あの日見た光景から想像できないほどの希望の未来に復興が進んでいます。これからの10年、私たちが新しい日本の力になれるように歩み続けます」と思いを込めた。

選手宣誓全文

 宣誓
 今日ここに、高校球児の憧れの舞台である甲子園が戻ってきました。

 この1年、日本や世界中に多くの困難があり、それぞれが大切な多くのものを失いました。

 答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくてつらいことでした。

 しかし、同時に多くのことを学びました。

 当たり前だと思う日常は、誰かの努力や協力で成り立っているということです。

 感謝
 ありがとうございます。これは出場校全ての選手、全国の高校球児の思いです。

 感動
 喜びを分かち合える仲間と共に、甲子園で野球ができることに感動しています。

 希望
 失った過去を未来に求めて、希望を語り、実現する世の中に。

 そして、この3月で東日本大震災から10年となりました。

 日本、世界中に多くの協力や支援をいただき、仲間に支えられながら困難を乗り越え、10年前、あの日見た光景から想像できないほどの希望の未来に復興が進んでいます。

 これからの10年、私たちが新しい日本の力になれるように歩み続けます。

 春は選抜から。穏やかで鮮やかな春、そして一年となりますように。

 2年分の甲子園、一投一打に多くの思いを込めてプレーすることを誓います。

 令和3年3月19日、仙台育英学園高等学校硬式野球部主将、島貫丞

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