「宮城との往来、最小限に」 山形ピリピリ、知事らが呼び掛け

 新型コロナウイルス感染症は山形県内でも急拡大し、県と山形市は同市を対象に独自の緊急事態宣言を出した。宮城、山形両県は通勤や通学で人の往来が多く、宮城県内への移動が理由とみられる感染者も散見されるとして、山形県内の首長らは県境をまたぐ移動を控えるよう強く訴える。

 佐藤孝弘山形市長は緊急事態を宣言した22日、「医療崩壊を防ぐため、感染増加を避けなければならない」と強調。宮城県との往来について「仕事はテレワークなど工夫の余地がある。往来を必要最小限にしてほしい」と要請した。

 吉村美栄子山形県知事は21日、感染者増加の背景について「3月の初旬は(往来歴があるなど)宮城県関連と推定される感染例が多かった。その後は経路不明の感染者が増えている」との見方を示した。

 山形県は22日、県境をまたぐ公共交通機関の利用者に新型コロナへの注意を促す啓発活動を始めた。山形市の高速バス停留所前などで職員らがチラシを配り、「気を引き締めて移動してほしい」などと求めている。

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