仙台市長、まん延防止措置の要請を検討

最多131人の感染が分かり、市民に移動自粛を呼び掛ける郡市長=24日、仙台市役所

 仙台市の新型コロナウイルス新規感染者が最多の131人に達した24日、郡和子市長は市役所で報道関係者の取材に応じ、今後も感染者の増加が続く場合、改正特別措置法に基づく緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の要請を検討する考えを明らかにした。

 郡市長は「医療現場の必死の努力も限界に近づいている。危機的状態が継続する場合、人の流れをより一層抑制するため、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言を検討せざるを得ないと考えている」と明言した。

 「人の流れを極力抑えなければ、この事態は乗り越えられない。幅広い市民の皆さんに、もう一歩踏み込んだ移動自粛をお願いしたい」と強調。宮城県独自の緊急事態宣言が終了する4月11日まで、市民利用施設の閉鎖や利用自粛の呼び掛けを検討するとした。一両日中に詳細を公表する。

 緊急措置として、ドライブスルー方式の臨時PCR検査会場を25日に開設する方針も示した。県結核予防会(青葉区)に業務委託し、市保健所が検査対象とした人のうち、無症状者に唾液による検査を実施する。

 現在、市内の医療機関で1日にできる検体採取は150~200件。郡市長はドライブスルー検査の体制を拡充し「週末には1日最大300人の検体を採取できるようにする」と説明し、検査数を1日500件ほどに引き上げるとした。

 「独自の緊急事態宣言で抑制的な行動を取っていると思うが、危機を乗り越えるため、皆さんが取り得る最大限の努力をお願いしたい」と呼び掛けた。

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