東京五輪聖火リレーの出発地となる福島県で24日、式典のリハーサルがあった。華やかさよりも新型コロナウイルスの感染症対策を重視。不安と期待が入り交じる中、121日間かけて全国を巡る一大イベントが25日に幕を開ける。
いわき市は、リレーが出発するJヴィレッジ(楢葉町、広野町)が無観客であることから、周辺地域で一番人口の多い同市で観覧客の密集が起きるのではないかと推測する。スポーツ振興課の篠原美紀五輪担当課長は「担当者として不安」と率直に語る。
市は観覧者について、スタートセレモニーを開くいわき陸上競技場で当初計画の3分の1以下となる750~1000人、ゴールセレモニーを行ういわき芸術文化交流館アリオス前で500~750人に抑える。24日はダンスなどステージイベントの段取りを確認した。
感染症対策は万全を期す。入場口を1カ所にし、来場者の検温、手指消毒を徹底。マスクの着用、大声での応援を控えるよう呼び掛ける。両セレモニーともインターネットでライブ配信し、観覧者の密集を回避したい考えだ。
篠原担当課長は「ネット上には厳しいコメントも多いが、楽しみにしている人もいる。やってよかったと思えるような式典になればいい」と期待を込めた。
リレー1日目は相馬野馬追のメイン会場ともなる南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地がゴール。到着イベントの一般観覧者は事前に申し込んだ県内在住者に限っており、上限750人に対して約600人が訪れる予定だ。市はリレーコースの沿道約2・3キロに職員とボランティア計約60人を配置し、観覧客が密にならないよう目を光らせる。
東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域が残る富岡町は、町の名所「夜の森の桜並木」をデザインした約30センチのハリセンを沿道に集まった人に配布する。町の担当者は「声の代わりにハリセンをたたいてランナーを応援してほしい」と話す。
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