閉じる

揺れる司法(4)曲解/裁判リスク、対策鈍らす

 原発裁判で初の住民側勝訴の判決が、国策の土台を揺るがした。

 2003年1月、名古屋高裁金沢支部は核燃料サイクル開発機構(当時)の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)=16年廃炉決定=の設置許可を無効とする控訴審判決を言い渡した。

 もんじゅは核燃料サイクル政策の要。一審福井地裁判決は住民側の訴えを一…

関連リンク

関連タグ

最新写真特集