揺れる司法(4)曲解/裁判リスク、対策鈍らす
原発裁判で初の住民側勝訴の判決が、国策の土台を揺るがした。
2003年1月、名古屋高裁金沢支部は核燃料サイクル開発機構(当時)の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)=16年廃炉決定=の設置許可を無効とする控訴審判決を言い渡した。
もんじゅは核燃料サイクル政策の要。一審福井地裁判決は住民側の訴えを一…
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- ・第6部 揺れる司法(5完)途上/多様な論点、判断を左右
- ・第7部 分断を超えて(上)烙印/不寛容が社会引き裂く
- ・第7部 分断を超えて(中)自覚/政治の座標、民意とずれ
- ・第7部 分断を超えて(下)熟慮/合意の探求、対話の先に
- ・第1部 見えない敵-エリートパニック(上)思考停止、悪夢の始まり
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