「おかわり!」必至、生ふりかけ人気 山形・寒河江の料亭販売

「東門」が販売する生ふりかけ

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、寒河江市の料亭「東門」が新商品開発で苦境の打破を図っている。地元産の食材を活用し「山形の味」を追求した生ふりかけを昨年12月に発売。インターネットを中心に評判を集め、順調に売り上げを伸ばしており、商品のシリーズ化を図る。
 新商品は「山形牛入りそぼろと青菜漬けの生ふりかけ」。そぼろに山形牛を15%以上使用し、山形市の漬物業者が製造した青菜漬けを乾燥させて混ぜ込んだ。片桐郁夫社長は「ほぼ手作りの山形の料亭の味を楽しんでほしい」と語る。
 感染拡大により「東門」や系列のレストランでは、主な客層である10人以上の団体予約がほぼキャンセルとなった。苦境に打ち勝つため、コロナ禍の前から取り組む山形の食材を使った商品開発に力を傾けた。
 新商品は各地のご飯のお供を紹介する人気サイト「おかわりJAPAN」で、管理人から最高の五つ星の評価を得るなど評判が広がった。2月下旬には、寒河江市観光物産協会がネット通販の楽天市場に設けた販売サイトでも取り扱い開始。宮城、山形両県、首都圏のスーパーや地元の道の駅などでも販売している。
 片桐社長は「全国の方から注文を頂き感謝している」と喜ぶ。同市では3月27日、山形県独自の緊急事態宣言が出された。今月11日まで午後9時まで営業時間を短縮している。テークアウト主体の営業となる中、今後もシリーズ品の試作を続けて難局に立ち向かう。
 販売サイトで55グラム入り3個セットは2200円。連絡先は東門0237(85)2727。

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