とみやはちみつプロジェクト、今季も始動 市役所屋上の巣箱観察

巣箱の中を観察する参加者

 宮城県富谷市民が行政と連携して養蜂に取り組み、採った蜜を地域の産業に生かす「とみやはちみつプロジェクト」の今季の活動が2日、始まった。5月以降に蜜を集め、一部を商品化する予定。

 サポーターとして活動に携わる市民ら11人が市役所屋上に置いた巣箱を開け、約1時間かけて女王バチやサナギ、卵の有無を確認した。

 過去には気温の低下などにより半数近いハチが冬の間に死んでしまったことがあり、巣箱に稲わらをかぶせるなどして温度や湿度を管理し春を迎えた。用意した12の巣箱のうち、この日は四つを観察し、8割近いハチが生きて春を迎えたという。

 計200キロを目標に、5月中旬から7月下旬にかけて蜜を採取する予定。一部を菓子の材料や土産品として販売する。昨シーズンは年間を通し約190キロ採れた。

 プロジェクトは同市のNPO法人SCRと市を中心につくる推進協議会が手掛け、2017年度に本格的に活動を始めた。今季は市民サポーター29人が当面、交代で作業に当たる。

 ハチの生態に興味を持ち、初めて参加したという市内の看護師鈴木純子さん(50)は「脚に花粉団子の付いたハチがかわいく見え、愛着が湧いた。しっかり飼育に関わりたい」と話した。

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