定禅寺ジャズフェス、演奏会場5カ所に絞る 規模縮小し開催へ

参加バンドの募集を始める協会のホームページ

 仙台市中心部で毎年9月にある「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」を主催する協会は5日、今年の参加バンドの募集を始める。昨年は新型コロナウイルスの影響で初めて中止した。今年は規模を大幅に縮小して開催する方向で、最終判断は6月まで先送りしたものの準備は進める。

 協会によると、今年のフェスは現時点で9月11、12日の2日間を想定する。参加バンドは今月5日正午、ホームページで募集を開始する。5月6日に締め切り、6月末に出演者を決める。参加費に当たる運営協力費は1人2500円(高校生以下1000円)。

 前回2019年は2日間に25都道府県の計710組が演奏したが、今年は県境を越えた往来による感染リスクを避けるため、参加を例年の1割程度の80組に絞り、県内在住に限定する。前回46カ所あった演奏会場も青葉区の勾当台公園市民広場など5カ所に減らす。

 感染症の専門家に相談し、観客の入場制限や検温の徹底などの対策も講じる。参加できない県外バンドが発表する場として、オンライン配信も検討する。

 ジャズフェスは杜の都の秋を彩るイベントとして定着している。今年開催されれば30回の節目となるため、協会の実行委員会は「次は何とか開催したい」と昨年夏から協議を重ねてきた。

 武藤政寿実行委員長(62)は「従来とは違う形で開催できないかと模索している。ただ、出演者や観客の安全が第一で、感染状況次第では中止も考えなくてはいけない」と強調する。

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