ひな人形流し「コロナさん、さようなら」

木で作った舟にひな人形を乗せ新型コロナ収束を願う子どもたち

 無病息災をひな人形に託して川に流す「ひな流し」が4日、山形県西川町の寒河江川であった。河畔にある料亭「玉貴」が毎年、旧暦の桃の節句に合わせて開催しており、今年は新型コロナウイルス感染拡大の収束を願った。

 地元の子どもらに願いを書いてもらった和紙で作ったひな人形約1000体を、ササの葉や木の舟に乗せた。利用客や町職員は雪解け水が流れる水面(みなも)に浮かべて「コロナさん、さようなら」などと声を上げ、手を合わせた。

 宮城県利府町から家族で訪れた会社社長武藤彰宏さん(47)は「新型コロナの一日も早い収束と家族の無病息災を願った」と語り、娘の瑠那ちゃん(4)は「楽しかった」と笑顔を見せた。

 感染予防のため、ひな流しは昨年から参加者を絞り開催している。人形作りに協力した山形市のおひなさま研究家、安部英子さんは「来年こそ子どもたちを集め、ひなを一緒に流したい」と願った。

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