津波で流失の大川駐在所、10年越し再建 宮城県警河北署

大川駐在所の門標を掲げる森所員(左)と永沢署長

 東日本大震災の津波で流失し、石巻市福地に移転新築された宮城県警河北署大川駐在所の開所式が5日、現地であった。10年越しの再建で、地域に密着した防犯体制を目指す。1日に業務を始めている。

 新しい駐在所は元の場所から西に約1・5キロ移した。木造2階で延べ床面積約110平方メートル。総事業費は約2870万円。

 式は新型コロナウイルス対策で規模を縮小し、永沢裕之署長ら署員10人で執り行った。1人で駐在する森稜貴(いずき)所員は「より安全な大川地区を目指すとともに震災復興の一翼を担えるように努力したい」と決意を述べた。

 大川駐在所は市内の針岡、釜谷など北上川河口部の南側を管轄する。震災後は河北署を拠点に活動していた。

 管内で9カ所あった駐在所のうち4カ所が津波で流された。大川駐在所の整備で全て復旧が完了した。

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