秋田竿燈盛り上げへ  CFで資金集め開始

返礼品用に製作した手拭いやコーヒー

 秋田市の老舗陶器店「青井陶器店」は9日、昨年中止になった秋田竿燈まつりを盛り上げようと、開催資金などを募るクラウドファンディング(CF)を始める。差し手として参加する従業員の貴志冬樹さん(27)が企画し、市が共催する。返礼品にはまつりをイメージした品物や当日の観覧席券を用意する。5月31日まで。

 CFの専用サイト「キャンプファイヤー」で募集する。1口1000円で、目標金額は100万円。集まった資金はまつり開催に向けて市に寄贈されるほか、10月ごろに東日本大震災の被災地で竿燈を披露するために活用される。

 返礼品として竿燈をイメージしたコーヒーのドリップパックや差し手が大胆に描かれた手拭いを製作。金額に応じて観覧席と宿泊券のセットも贈る。

 同店は差し手が定期的に演技を披露する市民俗芸能伝承館「ねぶり流し館」の隣にあり、陶器のほか特製コーヒーも販売している。貴志さんは2歳からまつりに参加し、上米町(うわこめまち)一丁目竿燈会の会長を務める。

 貴志さんは「去年は中止になって悔しかった分、今年のまつりを多くの人に知ってほしいと企画した。竿燈の良さを知ってもらうきっかけになればうれしい」と話した。

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