その名は「初恋」 弘前の高校生が新品種を開発

原田社長(左)に初恋の苗木を手渡す坂本さん(右)ら弘前実業高の生徒

 青森県弘前実業高農業経営科の生徒が、リンゴの新品種の開発に成功した。県ゆかりの俳優梅沢富美男さんが「初恋」と命名。生徒たちは7日、品種登録と苗木の販売を行う弘前市の種苗会社に苗木を贈った。
 農業経営科の生徒が、「つがる」をベースに約20年かけて人工交配を繰り返した。糖度15度以上と甘く、シャキシャキとした食感が特長。色づきも良く、管理がしやすいという。わせ種よりやや遅い10月中~下旬に収穫できる。
 同高唯一の農業系学科である農業経営科が2022年度末で募集停止になる上、品種登録の費用が30年間で80万円かかるため、原田種苗(原田寿晴社長)に普及を託すことになった。
 4月中に品種登録をし、今年は500本限定で苗木を販売。生徒たちも10月に試食会を開くなどして新品種をPRしていく。
 3年坂本陽凪(やなぎ)さん(17)が原田社長に苗木を手渡し「たくさんの農家に栽培してもらい、有名な品種になってほしい」と話した。

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