秋保の新種桜、ふんわりと見頃に

見頃を迎えた秋保足軽紅重

 仙台市太白区秋保野尻の交流カフェ「ばんどころ」に自生する新種の桜「秋保足軽紅重(べにがさね)」が見頃を迎えている。新種認定後初めての開花で、10日は花見客が次々と訪れた。

 樹齢は270年。オオヤマザクラが突然変異したとみられ、通常5枚の花弁が6、7枚に重なった花が混在している。公益財団法人「日本花の会」(東京)が昨年7月、新種に認定した。大ぶりで丸くふんわりとした淡紅色の花が目を引く。

 青葉区の会社員杉本真由美さん(60)は「いろいろな桜を見に行っているが他にはない形できれい。淡いピンク色の花もかわいらしい」と写真に収めていた。

 管理する野尻町内会は駐車場を整備し、新型コロナウイルス感染症対策のため桜の周りに柵を設置した。佐藤幸記会長(68)は「こんなに見に来てもらえるのは初めてだ。地元が注目されてうれしい。世界に1本だけの桜を見に来てほしい」と語った。

 佐藤会長によると桜は18日ごろまで楽しめるという。

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