村井嘉浩宮城県知事 定例記者会見 4/12

適用から1週間が経過したまん延防止等重点措置の効果を説明する村井知事

 村井嘉浩宮城県知事の12日の定例記者会見での主なやりとりは次の通り。

 Q 新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が宮城県に適用されてから1週間がたった。

 A 人の移動に関する調査によると、仙台市青葉区の国分町周辺やJR仙台駅西口の週末の人出は、国の緊急事態宣言が出ていた昨年とほぼ同程度だ。重点措置の適用は、人の流れが全くなくなった昨年と同じような効果を生んだと捉えていいと思う。他県でも感染が急拡大し、県民が危機感を持っているのだろう。時短要請に応じてくれている店の協力も大きい。

 Q 飲食店の利用者に向け、積極的な感染対策の啓発活動を始めた。

 A 利用者側に強調したいのは(1)ガイドラインに沿った店選び(2)長時間・多人数・大声での飲食自粛(3)飲食時以外のマスク着用徹底(4)店が求める感染対策への協力―の4点だ。従業員にマスクを外すよう要求するといった行為は厳に慎んでほしい。

 店側からは「こちらの努力には限界がある。県民の協力も必要だ」という訴えが出ている。誰かが対策を拒んでは、効果がなくなる。感染への強い危機感と、歯を食いしばって努力している店側への思いやりを持ってほしい。

 Q 東京電力福島第1原発事故に伴う県内の廃棄物処理の見通しが依然として立っていない。

 A 国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物は、一部自治体を除いて処理に着手している。ほぼ終了と言っても過言ではない。

 未指定分の基準以下の廃棄物を今後どうするか、5〜6月に予定する市町村長会議で意思決定していきたい。どのような方針が出るかは分からないが、まずは優先して処理を進めたい。

 国の基準を超える未指定分と指定廃棄物についても話し合うことになるだろう。国の責任で処理する指定廃棄物について市町村長会議で話し合う際は、国の担当者に出席してもらい、考え方を述べてもらわなければならない。そういった方向で準備するよう担当者には指示している。

 Q 政府は福島第1原発の処理水を海洋放出する方針を固めた。

 A 13日の閣僚会議で決定すると報道で見聞きしているが、それ以上の情報は入っていない。国の方針が示された段階で意見を申し上げるつもりだ。現時点では何も言えない。漁業者ら地元関係者をはじめ、いろんな立場の声を聞いていくのは重要だと思うが、まだ具体的なスケジュールは立てていない。

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知事・仙台市長 定例会見

 議会会期中を除き原則的に毎週開かれる村井嘉浩宮城県知事と郡和子仙台市長の定例記者会見の概要を速報します。


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