仙台の人出減、宮城知事「効果出ている」 まん延防止1週間

村井嘉浩宮城県知事

 新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」適用から1週間たった12日、宮城県の村井嘉浩知事は定例記者会見で、対象地域の仙台市内で人出が減少しており、「(県と仙台市による独自の)緊急事態宣言と重点措置の効果が表れている」との見解を示した。

 村井知事は重点措置の適用から初めて迎えた週末(9~11日)の人出が、国の緊急事態宣言が発令中だった昨年同期に比べ、青葉区の国分町では最大約7%の減少、JR仙台駅西口では13~16%の微増だったとの調査結果を提示。「昨年の人出が全くなくなった時期とほぼ同じような効果が出ている」と説明した。

 人出減少の要因として(1)東北各県での感染再拡大(2)市内ほとんどの飲食店による時短営業要請への協力-を挙げ、「県民も非常に危機感を持ち、外出の機会が減っている」と分析した。

 県内では石巻市を皮切りに13日以降、高齢者へのワクチン接種が始まる。知事は「高齢者に必要な情報が届いていない。コールセンターに問い合わせが殺到し、対応に苦慮している」と明かし、国に迅速な情報提供を求めた。

 12日に申請期限を迎えた東日本大震災の被災者生活再建支援金(加算支援金)では、受給資格のある被災者が申請しておらず、支援団体から周知不足が指摘されている。

 村井知事は申請期限が複数回延長された経緯に触れ、「市町村とよく話し合い、対象者に何度も連絡を取っている。気付かないということはないと思う」と再延長しない考えを示した。

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