3月の国分町、金曜に人出集中 行政による注意喚起の影響も

 宮城県で新型コロナウイルスの感染が3月に再拡大した要因の一つに、県や仙台市は東北一の繁華街・国分町(青葉区)周辺での飲食を挙げる。実際のところ人出はどうだったのか。ソフトバンク子会社「Agoop(アグープ)」のスマートフォンの位置情報を利用したデータから、3月1日〜4月12日の人出を分析した。

 東二番丁通、広瀬通、晩翠通、定禅寺通に囲まれたエリアの午後5時〜翌午前0時の滞在人口を1時間ごとに算出。その平均を日ごとにグラフで示した。

 最多は3月12日で、5時台から11時台の全時間帯で2万人を超えた。次いで多かった3月5日も全ての時間帯で2万人以上だった。

 金曜(グラフのオレンジ部分)は国分町に大勢が繰り出す傾向が見て取れる。前日の木曜より人出が減った3月19日と4月2日の金曜は、それぞれ前日に県と市が独自の緊急事態宣言を出したり、政府が市を「まん延防止等重点措置」の対象地域に決めるなどの動きがあった。行政による注意喚起が客足に影響した可能性がある。

 重点措置が適用された4月5日以降、滞在人口が最も多い時間帯は連日5時台で、9時を過ぎると1万人を割り込んでいる。時短営業により飲み始めを前倒ししたり、早い時間で切り上げたりする動きが進んでいるとみられる。

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