高齢者ワクチン、宮城で接種始まる 仙台は20日の見通し

ワクチン接種を受ける入所者=石巻市の仁風園

 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種が13日、宮城県内トップを切って石巻市で始まった。仙台市は20日の接種開始で調整を進めている。5月中にも県内全35市町村で接種が始まる見通し。

 13日は石巻市の特別養護老人ホーム「仁風園」で実施した。初日は入所者85人のうち83~99歳の男女10人と職員92人のうち男女20人が対象となった。

 食堂に集まった入所者らは体調やアレルギーの有無に関する医師の問診後、接種を受けた。接種後に体調を崩した入所者、職員はいなかった。

 仁風園では30人ずつ残り11回の接種を5月21日まで実施する予定で、対象者全員が2回の接種を終える見込み。中村泰仁施設長は「やっと始まったなという印象だ。ワクチンを接種したからといって油断せず、施設の感染対策を続けたい」と話した。

 県内35市町村には4月中にそれぞれ1、2箱(975~1950回分)が届く予定。半数以上がクラスター(感染者集団)を防ぐ目的で高齢者施設での接種を優先させる。国は6月末までに高齢者用ワクチンの全国配布を終える見込み。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

企画特集

先頭に戻る