震災10年「希望」を歌に 詩人和合さんら新曲披露

マイクを持って「希望のうた」を朗読する和合さん

 福島市の詩人和合亮一さんの震災詩を基にした「つぶてソング」を歌う集いが18日、同市音楽堂であった。東日本大震災から半年後に始まり、今回で10回目。節目に合わせて作られた新曲「希望のうた」も初披露された。
 つぶてソングは、和合さんが震災直後に考えた「詩の礫(つぶて)」に作曲家新実徳英さんが曲を付けてできた。「あなたはどこに」「重なり合う手と手」など12曲から成り、悲しみや怒り、古里への思いが込められている。
 集いでは作曲者らをはじめ、プロの歌手や奏者がステージを彩った。過去に参加した東京の合唱団が事前に収録した映像を流し、歌やメッセージを披露する一幕もあった。
 「希望のうた」には「空のふもとのこの街で私たちは生きてきた 生きてゆく」「夜明けは近い 朝陽を胸に」などの歌詞がある。
 作詞した和合さんは「これまで希望という言葉はなかなか口に出せなかった。10年の歳月を受け止め、一歩踏み出そうとする命のエネルギーを歌に込めたいと思った」と語った。
 会場には市民ら約170人が集まった。

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