ワクチン接種予約、先着順に殺到 「10回電話してもつながらない…」

 宮城県村田町が19日、高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種の予約を電話で受け付けたところ、先着順とあって電話が殺到し、約6時間で予定された960人分に達した。一時電話がつながりにくい状態にもなった。
 今回受け付けたのは5月6、7、11日の各320人分。町内の65歳以上の高齢者約4000人の2割超に当たる。委託を受けた業者が12人前後で午前9時から電話に対応した。
 飲食店勤務の女性(65)は10回ほど電話したがつながらなかった。「多くの人と接するので接種は必要。先着順だけでなく、事情を考慮した対応もしてほしかった」と話した。
 回線の混雑ぶりは町の想定以上だった。町健康福祉課の担当者は「1人当たりの通話時間が長引いた」と説明。1人3分程度と見込んだが、接種への不安を解消するための説明に1人10分ほど要したという。
 町は5月下旬~6月上旬にも接種を予定しており、5月5日から予約を受け付ける。今回より対応する人数を増やす方針。
 東北では岩手県花巻、山形県村山両市も先着順での予約方式を採用。ともに今月5日に電話とインターネットで受け付けを始めた。花巻市は91歳以上に限定したが5日はつながりにくい状態に。村山市も初日で予定数に達し、多くの苦情が寄せられたという。

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