青森県は2020年の海面漁業の漁獲数量・金額をまとめた。水揚げ量は16万7188トンで、統計を始めた1958年以来、過去最低となった。主力のスルメイカやサバの不振が続き、ホタテガイも生育途中での出荷が主体となって生産量が伸びなかった。
水揚げ金額は341億8300万円で1989年以降では最低を更新した。新型コロナウイルス感染拡大でホタテなどの需要が低下し、金額を押し下げた。
魚種別では、ホタテが数量で前年比18・8%減の8万510トン、金額で31・7%減の92億1600万円。夏場の高水温などの影響で半成貝での出荷が主体となった上、北海道の生産が回復するなどし、平均単価は前年を1割以上下回った。
太平洋・日本海とも資源量が少ない状況が続いているスルメイカは数量で11・7%減の1万606トン。金額は10・8%減の63億9600万円だった。
サバは数量が2万2206トン。過去5カ年平均比では44・2%減だったものの、太平洋のマサバ資源量が回復傾向にあり、前年を14・7%上回った。金額は22・1%増の27億6600万円だった。
一方、むつ市大畑沖の「海峡サーモン」など、海面養殖ニジマスは数量が前年の約5倍の872トン、金額が約3倍の4億8200万円に増加した。
県水産振興課は「漁獲可能枠内での操業で資源回復を待ちつつ、種苗放流やサーモンの外海域での試験養殖など『育てる漁業』を推進していく」としている。
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